ミンガラーバー!
ヤンゴンからMJワールドツアーのマンダリンです。
毎日懲りずに降る雨。
ヤンゴンの雨季は6月に始まり10月頭ごろまで。
南国に多いスコールとは違い、シトシトとじっくり1日中かけて降るので本当に参ってしまいそう。
乾季は乾季で大陸的な熱波がインドから吹いてくる感じで、これはこれで本当にうだる暑さが続くのです。
ヤンゴンに滞在して思うことは、住む家って本当に大切だな〜!ということ。
雨季が長く、雨が乾かないうちにすぐに次の雨が降るので建物の壁もこんな風にカビカビ。
まあ、これをタイル貼りにしたりして工夫をすれば良いのだけど、みんな内装に手いっぱいでなかなか外観まで行き届いたビルが少ないのがヤンゴンの現状です。
ただ、外観とは裏腹に中に入ると想像もつかない綺麗な内装のお部屋もあったりします。
今日は、そんなミャンマーのアパートをちょっと見学に行ってみました。
実はマンダリンも今アパートを探しています。
既に10軒くらい見に行ったのですが、大体ローカルのアパートは似たような作りが多いことに気づきました。
まず、ローカルのアパートは基本エレベーターがありません。
暗い電気もない階段を上って行きます。
なので、アパートの前でよく見かける光景がこれです。
これ、何だと思いますか?
これは、上層階に住む人がお手紙や荷物が来た時に、これに挟んで!と予め自分のお部屋の窓から吊るしているものです。
お手紙が来たら、上から紐を引っ張る仕組みなんですね。
郵便屋さんも7〜8階のお客さんのところまで登るのも大変ですし、住民も緊急でない限りなかなか下に降りて来ないですから。
いろんなアイデア作品が吊るしてあるので、アパートの入り口はやたらいろんなモノで溢れかえっています。
そういった事情で、ローカルアパートは低層階が家賃が安く、高層階が高いお値段設定となっています。
日本のマンションやアパートだったら、必ずエレベーターがあるので上層階が高いお値段設定ですよね。
あ、沖縄はそうではないと聞いたことがありますが。
それから、朝マーケットの近くの物件は人気のようです。
なぜなら、ミャンマーの人はまだまだ冷蔵庫を持っていない家庭が多く、お母さんは朝必ずマーケットに買い出しに行って家族みんなの朝食を作らないといけないからです。
冷蔵庫がない=そのひ1日分の食材を買ってきてその日のうちに消費する、というわけですね。
新鮮な食材をその日のうちに。
無駄がなく、健康的で良いですね。
また、洗濯機もない家庭が多いので本当に主婦の仕事は大変です。
買い出しに始まり、お風呂場で手洗いで洗濯、子供の世話、料理、掃除、片付け。。。
あっという間に1日が終わってしまいそうです。
だからミャンマーの奥さんは専業主婦が多いのだそう。
昭和初期の古き良き日本のようですね。
話が逸れてしまいましたが、見に行ってきた一部のお部屋の写真をご紹介しますね。
ヤンゴンの建物は、お隣さんとの間が狭いところが多く、窓を開けるとこんな風に壁が接近しているお隣の壁ビューというのが多いです。
建物によっては、窓を開けるとお隣さんのお部屋の窓で「ミンガラバ〜!」みたいなところもあります。笑
お部屋に入るとまず日本みたいな立派な玄関はなくて、いきなりリビングルーム。
大体、50~60平米くらいだとベッドルームがパーテーションで区切ってあって、奥がキッチンとバスルーム、みたいな作りになっています。
キッチンは簡素なもので、シンクがついているくらいで、ガスコンロは大抵自分で取り付けるタイプになっているところが多かったです。
あと、ベッドルームがやたら広すぎたり。
自分の理想外の家具が取り付けてあったり。
なんかヘンテコリンな間取りは多いです。
自分とぴ〜ったり合う理想の物件をミャンマーで探すのはなかなか難しいです。
買う物件であればスケルトンと言って、家の箱だけ買って内装を自分好みに仕上げていく方法もありますが、業者を入れたり見積もりを取ったりする作業だけで頭痛がしそう。
そして欲を言えば、お隣さんと「ミンガラバ〜!」しなくても良い窓の作りが良いです。
カーテンを閉めたままのお部屋はなんか鬱になりそうですしね。
あとは風通しも大切。
すぐにカビになるから。
雨季でも乾季でも、外を眺めながら引きこもれるお部屋が最高ですね。
特にヤンゴンは。
贅沢を言えばキリがないけど、予算にはキリがある。
マンダリンの最低条件としては、ビールを冷やせる冷蔵庫が欲しい。
そして今更お風呂場で毎日洗濯はかなりキツイものがあるので洗濯機も欲しい。
現代の便利さに慣れてしまった人間は弱いものです。
この2点を置けるスペースがあれば十分か!
あとは、、やっぱりサンチャウン地区がいいかな〜。
前回の記事でも書いたように、コンパクトにまとまってて生活がしやすいのです。
今後のアップカミングエリアだと感じるのです。
雨季に引っ越しは良くないって言われるミャンマーですが、雨季に内覧をするのは正解だと思います。
乾季には感じられない湿度の問題がヤンゴンにはありますから。
ちなみにスターシティの物件を見に行った時の記事は🔽こちら🔽
また色々と見に行く予定なので引き続きアップしていきますね〜。
そうそう、てつおじさんのチーズケーキを見つけてしまった。
福岡は久留米発祥のチーズケーキ。
ヤンゴンにあったのね!
すごい!てつおじさん!
今度買いに行ってみよーっと。
それではまた!
MJ WORLD TOUR TRANSFER SERVICE We provide airport transfer, charter car and customized tour from Yangon, Myanmar, with warm- hearted English /Japanese /Burmese speaking crews. ミャンマー・ヤンゴン発の観光チャーターカー、送迎をアレンジしております。現地に精通したおもてなしローカルクルーと安心の日本人スタッフも常駐しております。