ミンガラバー!
ヤンゴンよりMJワールドツアーのマンダリンです。
今日はちょっと気になっているけど、誰に聞いたらいいの?なトピック。
ミャンマーのお手洗い事情について少しお話ししたいと思います。
少しぶっちゃけトークな部分もあるので、不快な方はこの記事をスルーして下さいね。
綺麗なお花の写真を挟みます。笑
日本の綺麗なお手洗いに慣れていると、外国に来た時に戸惑ってしまうのは当たり前ですね。
マンダリンも世界80か国以上を訪れたことがありますが、日本のトイレは世界一!!
日本より綺麗なトイレに出会うことはまずないと思います。
トイレで寝ても良いくらい。笑
最近では東南アジア諸国も街が綺麗に整備されて、シンガポールを始めモダンなビルが多くなってきた国も多いですが、ミャンマーのトイレ事情はまだまだ発展途上国。
もちろんミャンマーにも綺麗なビルはたくさんあります。
ホテルも綺麗なところが増えてますし、そう言った界隈で暮らしていく分には日本人観光客にとっても違和感なく使えるところが多いと思います。
ただね、そんなところを見てもミャンマーは面白くない!
地方に行かなければミャンマーに来た意味がないのです。
一般的にミャンマーのトイレにはトイレットペーパーが完備されていません。
あ、ホテルにはあります。
ですがレストランやデパートのトイレなど、ほぼペーパーは置いていないです。
常にティッシュは持ち歩くこと。
そして使用後の紙はゴミ箱の中に捨てること。
ミャンマーの排水管は細くて、ペーパーが詰まってしまい大変なことになるのです。
じゃあ、地元の人たちはペーパーなしで不便じゃないの?
なんでペーパーくらい置かないの?
という疑問が出てくるかもしれません。
それは。。。
ミャンマー人はペーパーを使う習慣がないのです。
用を足したらトイレの横にあるホースで水を出して汚れたところを洗うのです。
大でも小でも、左手を使って綺麗に洗います。
あのホースはウォシュレット代わりということなんですね。
その方が清潔と定義されています。
マレーシアやシンガポールのイスラム教徒の習慣と一緒ですね。
ご飯を食べるときや、お釣りを渡すとき、人にものをあげる時は、基本的には左手を使わないのです。
じゃあ、お水で洗った後はペーパーを使わないの?
常夏の国ではすぐ乾くから、そんなの気にしないんです。笑
綺麗に洗った後の「たかがお水」。
よく考えるとエコじゃないですか。
ゴミが出ないですしね。
郷に入れば郷に従えで、ここは国民にリスペクトを示しましょう。
また、地方に行くと洋式のトイレよりも昔の和式トイレの頭がないスタイルの便器に出会い、戸惑うこともあるかもしれません。
どっちを向いて座るの?
それは穴が開いている方を後ろにして座るのです。
汚物が流れやすいように。
地方のトイレには、ホースもなく汲み溜めのお水しかないところもあります。
その汲み溜めのお水で汚物を流します。
とあるサービスエリアのトイレはこんな感じでした。
ミャンマーの文字で「男性」「女性」と書いています。
「女性」という文字の方が盛り上がっているので覚えておいて下さいね。
また、手を洗う場所に水道がないところも。
このドラム缶の中のお水を洗面器ですくって手を洗います。
ミャンマーにももちろんこんな綺麗なサービスエリアもあります。
こういうところでは無理にでもトイレに行くべしですね。
ミャンマー滞在時の心得
ホテルを出る前に必ずトイレ!
途中むやみやたらに飲み物を飲まない!
できそうなトイレがあるととりあえず絞り出しておく!
この3点でしょうか。
以前、夜市をブラブラとしていた時にトイレに行きたくなったことがありました。
こんな夜市の中、トイレが見つかる訳がないじゃないですか。
マンダリンは緊急極まりないケースだったので、民家のお手洗いを借りました。
時期が乾季だったということもあり、電気もなく半分お外の暗いところで蚊に刺されながらというシーンがありました。
人のお家で借りておいて不平を言うのも心苦しいですが、普通の日本人は無理だと思うので、自分の体調管理と共に気をつけていただきたいなあと思います。
まあ、ミャンマーは常夏なのでお手洗いに行く前に身体の水分がほとんど汗となって流れていくんですけどね。
準備万端でミャンマーの地方の観光を楽しんで下さい。
感動の光景がみなさまをお待ちしていますので。
それは今日はこの辺で。