ミンガラーバー(こんにちは!)

ヤンゴンからMJワールドツアーのアレンです!

「アレンと父」に引き続き、今回は「アレンと祖母」について、みなさまと共有していきたいと思います!

「アレンと父」をまだお読みでない方は、下のリンクから見てみて下さいね!

アレンと父 ~Aren and his father~

 

夢の中で、誰かがひたすらアレンに話しかけてきます。誰だかわかりません。でもしつこく尋ねてくるのです。

夢から覚めると、そこには父の姿がありました。酒に酔って、タバコの臭いをまとった父がこう聞くのです。

「ひろと、学校は楽しいか?」

うちにはお金が無い。お金が無くて今まで色んなことを諦めてきた。

なのに、何故お前はお酒を飲み、タバコを吸うお金があるのか?家族に回すお金はないのか?

そんな夜が多々続き、アレンが朝起きると、父はお風呂や台所で死体のように寝ていました。アレンが眠りにつく時には、父はまだ美容室にいて、父と息子の会話という会話は一切ありませんでした。母の提案で、朝ごはんだけは一緒に食べるということになっていましたが、朝起きる努力もしませんでした。アレンは1度たりとも、父から教育を受けたことはありませんし、教えて貰ったことも何一つありません。

そう、彼はアレンにとって、「いてもいないような存在」でした。父親と寄り添えないのに、いつもそばに居る。それがアレンにとって、何よりも辛かったのです。

そんなアレンを救ったのは、母方のおばぁちゃんであるま〜ま〜でした!ま〜ま〜は、アレンの人生をかけて、アレンの父親替わりになってくれました!

アレンの友達のお父さんたちは、みんな土日に休みの貰えるお仕事をしていたため、にぃにぃとアレンは毎週土日が退屈です。そんな時にいつもま〜ま〜が、映画やショッピングに連れて行ってくれました!

そして、アレンが貧乏のせいでいじめられたりしないようにと、必ず新品の服を買ってくれました!アレンの家はとても小さく、誰も家に呼びたくないし、気づかれたくありません。

あんなに良い服を着て金持ちそうな子が、あんな小さな家に帰っていくと、思った人もいたのかもしれません。

ま〜ま〜はアレンにとって、スーパーヒーローで、そしてお金持ちでした!!!

ところが、アレンも成長するにつれて、少しずつ気づいていくのでした。彼女はボロボロになるまで無理をし、アレンの前だけヒーローの仮面を付けていたのだと。

70歳を超えた今でも、孫のためにとバイトを2つ掛け持ちし、働いたお金のほとんどを孫たちのために使っています。

ま〜ま〜はブランド物も高いものも全然持ってません。自分に使うお金は無いのに、アレンと会った時には必ずお小遣いをくれました。アレンはあの時にもらった1000円札の重みを未だに覚えています。本当に必要な時にしか使わず、宝物のように大事にしました。

そしてま〜ま〜と手を繋いだ時の、あの手汗をアレンは忘れることができません。どんな想いで彼女は働いていたのか?必死にアレンを経済的に、金銭的に守り、貧乏ということを忘れさせてくれました。

「アレンはアレンに生まれて良かった。この家族に生まれてきて良かった。この世に産まれる前に、神様から与えられた家族という選択肢の中から、大城弥斗して生まれることを選んで良かった」

そう心の底から思わせてくれる、大切で一生適わない偉大な祖母です!

「もう大丈夫だからさ。心配ないからさ。」

そう言って、ま〜ま〜の笑顔に何度も救われ救い上げられて。その度に何度「必ず恩返しする!」と心に決めたことか。

アレンにとって、「恩返し」とは、ブランド物をプレゼントしたり、高級ディナーをご馳走することではないと思ってます。彼女の鼓動が止まる最後まで、ありふれた何気ない時間を共に過ごし、「私には夢があって、愛する人がいて、人として成長している。」これらを祖母に伝えることが、何よりの恩返しなのかと思います。

アレンはまだ何も彼女にしてあげられてません。だから、負けてられないのです。恥をかいても、馬鹿にされても、何がなんでも必ず成功してやるのです!

忙しさのあまりに、人は大事な何かを失いがちです。人に優しくすること。感謝を忘れないこと。謙虚に生きること。人として大切なことこれら全てを、アレンは祖母から教えてもらいました。

アレンの幸せを心から喜んでくるれる、愛する祖母のおかげで、アレンは今日も一日頑張れそうです!ま〜ま〜ありがとう!もう少し待っててね!すぐに祖母孝行するからさ!

「アレンと祖母」いかがだったでしょうか?次回は同じ貧乏生活を乗り越えてきた、アレンの自慢の兄であるにぃにぃについて、書いていこうかなと思います!

では、タッター(またね〜!)